XMTradingのMT4の基本操作

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MT4のチャートの表示と操作

チャートの表示

  1. 通貨ペアの選択:
    • 「気配値表示」から希望の通貨ペアを選択し、ドラッグ&ドロップでチャートウィンドウに移動させます
    • または、ツールバーの「New Chart」をクリックし、表示したい通貨ペアを選択します
  2. 複数チャートの表示:
    • 「ウィンドウ」メニューから「水平分割」または「垂直分割」を選択して、複数のチャートを整列させることができます

チャートの操作

  1. 時間軸の変更:
    • ツールバーから1分足、5分足、15分足、30分足、1時間足、4時間足、日足、週足、月足などを選択できます
  2. チャートスタイルの変更:
    • バーチャート、ローソク足、ラインチャートから選択可能です
  3. ズーム機能:
    • ズームボタンを使用してチャートの拡大/縮小ができます
  4. チャートの移動:
    • マウスでドラッグしてチャートの位置を動かせます
    • 赤い十字マークのアイコンをクリックすると、チャートの右端をウィンドウの右端に合わせることができます
  5. 自動スクロール:
    • 緑の三角マークのアイコンをONにすると、時間とともにチャートが自動的に左に移動します
  6. インジケーターの追加:
    • チャートに移動平均線などのインジケーターを追加できます
  7. 描画機能:
    • 水平線、垂直線、トレンドライン、フィボナッチリトレースメントなどの描画ツールが利用可能です
  8. テンプレートの保存と適用:
    • チャートの設定(時間軸、インジケーター、色設定など)をテンプレートとして保存し、後で適用することができます。

これらの機能を活用することで、MT4のチャートを効果的に表示・操作し、取引に役立てることができます。初心者の方は、まずはデモ口座で操作に慣れることをおすすめします

注文の出し方

1. 成行注文の出し方

  1. チャート上で右クリックし、「新規注文」を選択するか、ツールバーの「新規注文」ボタンをクリックします。
  2. 注文ウィンドウが開きます。
  3. 「数量」欄でロット数を設定します。
  4. 「新規取引成行売り」または「新規取引成行買い」ボタンをクリックして注文を実行します。

2. 指値注文・逆指値注文の出し方

  1. 注文ウィンドウを開きます。
  2. 「注文種別」で「指値」または「逆指値」を選択します。
  3. 「価格」欄に希望の価格を入力します。
  4. 「決済逆指値」や「決済指値」を設定する場合は、該当欄に価格を入力します。
  5. 「発注」ボタンをクリックして注文を出します。

3. チャート上からの注文

  1. チャート上の希望する価格で右クリックします。
  2. 「取引」から「売り注文」または「買い注文」を選択します。
  3. 注文ウィンドウが開くので、必要な設定を行い「発注」をクリックします。

4. ワンクリック注文

  1. ツールバーの「ワンクリック取引」ボタンをオンにします。
  2. チャート上部に表示される「売り」「買い」ボタンをクリックするだけで即座に注文が実行されます。

5. OCO注文(One Cancels the Other)

  1. 注文ウィンドウを開きます。
  2. 「注文種別」で「OCO」を選択します。
  3. 2つの注文条件(例:指値と逆指値)を設定します。
  4. 「発注」をクリックして注文を出します。

6. IFD注文(If Done)

  1. 注文ウィンドウを開きます。
  2. 「注文種別」で「If Done」を選択します。
  3. 最初の注文条件と、その注文が約定した後の決済注文条件を設定します。
  4. 「発注」をクリックして注文を出します。

これらの注文方法を使いこなすことで、より柔軟な取引戦略を実行できます。初めは成行注文や指値注文から始め、徐々に他の注文タイプも試してみるとよいでしょう。また、実際の取引を行う前に、デモ口座で十分に練習することをおすすめします。

ポジション管理

1. ポジションの確認

  • 「取引」タブを開くと、現在のオープンポジションが表示されます。
  • ここでは、通貨ペア、注文タイプ(買い/売り)、ロット数、エントリー価格、現在の価格、損益などの情報が確認できます。

2. ポジションの決済

  1. 「取引」タブで決済したいポジションを右クリックします。
  2. 「ポジション決済」を選択します。
  3. 確認ダイアログが表示されるので、「決済」をクリックして取引を終了します。

3. 部分決済

  1. 決済したいポジションを右クリックし、「ポジション変更または決済」を選択します。
  2. 表示されたウィンドウで、決済したいロット数を指定します。
  3. 「決済」ボタンをクリックして部分決済を実行します。

4. 損切り(ストップロス)と利食い(利益確定)の設定

  1. ポジションを右クリックし、「ポジション変更または決済」を選択します。
  2. 「S/L」(ストップロス)と「T/P」(テイクプロフィット)の欄に価格を入力します。
  3. 「変更」ボタンをクリックして設定を適用します。

5. トレーリングストップの設定

  1. ポジションを右クリックし、「トレーリングストップ」を選択します。
  2. ピップス数を指定して、トレーリングストップを設定します。

6. ポジションの追加(ピラミッディング)

  • 同じ通貨ペアで同じ方向(買いまたは売り)の新規注文を出すことで、既存のポジションに追加できます。

7. ポジション情報の詳細表示

  • 「取引」タブでポジションをダブルクリックすると、詳細情報が表示されます。

8. 複数ポジションの一括決済

  1. Ctrlキーを押しながら複数のポジションを選択します。
  2. 右クリックして「選択したポジションを決済」を選びます。

9. ポジションのグラフ表示

  • チャート上で右クリックし、「取引」→「ポジションを表示」を選択すると、チャート上にポジションが表示されます。

これらの機能を活用することで、MT4上で効果的にポジション管理を行うことができます。リスク管理を適切に行い、常にポジションの状況を把握することが重要です。

インジケーターの追加

1. インジケーターの入手

  1. インターネットで「MT4 インジケーター」などで検索し、使いたいインジケーターを見つけます。
  2. インジケーターは通常「.mq4」または「.ex4」ファイル形式で提供されています。

2. インジケーターのインストール

  1. ダウンロードしたインジケーターファイルをデスクトップなど分かりやすい場所に保存します。
  2. MT4を開き、「ファイル」→「データフォルダを開く」を選択します。
  3. 開いたフォルダ内の「MQL4」→「Indicators」フォルダにインジケーターファイルをコピーします。

3. MT4の再起動

  1. インジケーターをコピーした後、MT4を一度終了し、再起動します。

4. インジケーターの表示

  1. MT4の「ナビゲーター」ウィンドウを開きます。
  2. 「インジケーター」セクションに新しく追加したインジケーターが表示されているはずです。
  3. インジケーターをチャートにドラッグ&ドロップするか、チャート上で右クリックして「インジケーター一覧」から選択します。

5. インジケーターの設定

  1. インジケーターをチャートに追加すると、設定ウィンドウが表示されます。
  2. パラメーターや色などを必要に応じて調整します。

注意点

  • スマートフォン版MT4アプリではカスタムインジケーターを追加できません。
  • MT4用のインジケーターはMT5では使用できません。互換性がありません。
  • 信頼できるソースからインジケーターをダウンロードしてください。

これらの手順を踏むことで、MT4に新しいインジケーターを追加し、チャート分析に活用することができます。初めは標準装備のインジケーターから始め、徐々に外部のインジケーターを試していくことをおすすめします。

テンプレートの保存と適用

テンプレートの保存方法

  1. チャートを希望の設定(時間軸、インジケーター、色設定など)に調整します。
  2. チャート上で右クリックし、「テンプレート」→「保存」を選択します。
  3. テンプレート名を入力し、「保存」をクリックします。
  4. 保存したテンプレートは「templates」フォルダに「.tpl」ファイルとして保存されます

テンプレートの適用方法

  1. テンプレートを適用したいチャートを開きます。
  2. チャート上で右クリックし、「テンプレート」→「読み込み」を選択します。
  3. 保存済みのテンプレートリストから希望のものを選択します

テンプレートファイルの管理

  • テンプレートファイルは以下のディレクトリにあります:
    C:\Users$$ユーザー名]\AppData\Roaming\MetaQuotes\Terminal$$MT4ID]\templates
  • このフォルダにテンプレートファイルを直接追加したり、削除したりすることができます

テンプレートの活用

  • よく使う設定をテンプレートとして保存しておくと、異なる通貨ペアでも同じ設定を素早く適用できます。
  • トレード戦略ごとにテンプレートを作成しておくと、効率的にチャート分析ができます。

注意点

  • MT4を再起動すると、テンプレートの変更が反映されます。
  • テンプレートはMT4のバージョンによって互換性がない場合があります。

テンプレート機能を活用することで、MT4での作業効率が大幅に向上します。自分の取引スタイルに合わせて、複数のテンプレートを作成し、使い分けることをおすすめします。

EAの設定

1. EAファイルのインストール

  1. EAファイル(.ex4または.mq4)をダウンロードします。
  2. MT4を開き、「ファイル」→「データフォルダを開く」を選択します。
  3. 開いたフォルダ内の「MQL4」→「Experts」フォルダにEAファイルをコピーします。
  4. MT4を再起動するか、「ナビゲーター」ウィンドウを更新します。

2. MT4の自動売買設定

  1. MT4のメニューから「ツール」→「オプション」を選択します。
  2. 「エキスパートアドバイザ」タブを開きます。
  3. 以下の項目にチェックを入れます:
    • エキスパートアドバイザを有効にする
    • DLLの使用を許可する
    • 外部エキスパートの使用を許可する
    • インポートされた関数の使用を許可する

3. EAのチャートへの適用

  1. 「ナビゲーター」ウィンドウを開き、「エキスパートアドバイザ」セクションを展開します。
  2. 使用したいEAを見つけ、対応する通貨ペアと時間足のチャートにドラッグ&ドロップします。
  3. EAの設定ウィンドウが表示されるので、必要なパラメーターを調整します。
  4. 「共通」タブで「自動売買を許可する」にチェックを入れます。

4. EAの稼働確認

  1. チャート右上にEA名とスマイルマークが表示されていることを確認します。
  2. ツールバーの「自動売買」ボタンが押されている(緑色になっている)ことを確認します。

5. EAのバックテストと最適化

  1. 「表示」→「ストラテジーテスター」を開きます。
  2. テストしたいEAを選択し、通貨ペア、時間足、テスト期間を設定します。
  3. 「スタート」ボタンをクリックしてバックテストを実行します。
  4. 結果を分析し、必要に応じてEAのパラメーターを最適化します。

注意点

  • EAが正しく動作しない場合は、MT4を再起動してみてください。
  • リアルアカウントで使用する前に、必ずデモアカウントでテストを行ってください。
  • EAの設定やパラメーターは、市場状況に応じて定期的に見直すことが重要です。

これらの手順を踏むことで、MT4でEAを正しく設定し、自動売買を開始することができます。ただし、EAの使用にはリスクが伴うため、十分な理解と注意が必要です。

バックテストの実行

1. ストラテジーテスターの起動

  1. MT4のメニューから「表示」→「ストラテジーテスター」を選択します。
  2. または、ツールバーのストラテジーテスターアイコンをクリックします。

2. バックテストの設定

  1. 「エキスパートアドバイザ」ドロップダウンメニューからテストしたいEAを選択します。
  2. 「通貨ペア」と「期間」(時間足)を選択します。
  3. 「モデル」では通常「すべての値のティック生成(最も精密)」を選びます。
  4. テスト期間を「開始日」と「終了日」で指定します。

3. EAの設定

  1. 「プロパティ」タブをクリックし、EAの各パラメーターを設定します。
  2. 「入力」タブでEA固有のパラメーターを調整できます。

4. バックテストの実行

  1. すべての設定が完了したら、「スタート」ボタンをクリックしてバックテストを開始します。
  2. テストの進行状況がプログレスバーで表示されます。

5. 結果の分析

  1. テスト完了後、「結果」タブに成績が表示されます。
  2. 「グラフ」タブでエクイティカーブを確認できます。
  3. 「レポート」タブで詳細な取引履歴を見ることができます。

6. ヒストリカルデータの確認

バックテストの精度を上げるには、十分なヒストリカルデータが必要です。

  1. 「ツール」→「履歴センター」でデータの状況を確認します。
  2. 必要に応じて、不足しているデータをダウンロードします。

7. 最適化

  1. 「最適化」にチェックを入れると、EAのパラメーターを自動で最適化できます。
  2. 「入力」タブで最適化したいパラメーターを選択し、範囲を設定します。
  3. 「スタート」をクリックすると、設定した範囲内で最適なパラメーターを探します。

バックテストを行う際は、過去のデータに過度に適合させすぎないよう注意が必要です。また、デモ口座でのフォワードテストも併せて行うことをおすすめします。

カスタマイズ

1. チャートのカスタマイズ

  1. 色の変更:
    • チャート上で右クリック→「プロパティ」を選択
    • 「色」タブで背景色、ローソク足の色などを変更可能
  2. 時間軸の変更:
    • ツールバーから1分足、5分足、1時間足などを選択可能
  3. インジケーターの追加:
    • 「ナビゲーター」ウィンドウからインジケーターをドラッグ&ドロップ
    • または、チャート上で右クリック→「インジケーター一覧」から選択

2. テンプレートの作成と適用

  1. チャートを希望の設定に調整
  2. 右クリック→「テンプレート」→「保存」を選択
  3. テンプレート名を入力して保存
  4. 適用時は右クリック→「テンプレート」→「読み込み」から選択

3. ツールバーのカスタマイズ

  1. ツールバーで右クリック→「カスタマイズ」を選択
  2. 必要なアイコンを追加/削除

4. 動作の最適化

  1. 「ツール」→「オプション」を開く
  2. 「チャート」タブ:
    • 「最大バー数」を調整して動作を軽くする
  3. 「サーバー」タブ:
    • 「ニュースを有効にする」のチェックを外す

5. 音声設定の調整

  1. 「ツール」→「オプション」→「音声設定」タブ
  2. 必要に応じて「有効にする」のチェックを外す

6. 気配値表示のカスタマイズ

  1. 「気配値表示」ウィンドウで右クリック→「シンボル」
  2. 不要な通貨ペアを削除し、必要なものだけを表示

これらのカスタマイズにより、MT4の動作を軽くし、使いやすさを向上させることができます。個人の取引スタイルに合わせて設定を調整することが重要です。

まとめ

XMTradingは、多様な取引ニーズに応える複数の口座タイプを提供しています。スタンダード口座では豊富なボーナスを活用でき、KIWAMI極口座では取引コストを抑えられます。また、ゼロ口座は狭いスプレッドが特徴ですが、取引手数料が比較的高めに設定されています。

MT4/MT5プラットフォームを採用し、使いやすいインターフェースと豊富な分析ツールを提供しています。チャートのカスタマイズ、インジケーターの追加、テンプレートの作成など、トレーダーの好みに合わせた環境設定が可能です。XMTradingの特筆すべき点として、約定力の高さが挙げられます。変動スプレッド制を採用し、最小0pipsからのタイトなスプレッドを実現しています。

また、リクオートなしの優れた約定率と約定スピードを提供しており、トレーダーにとって有利な取引環境を整えています。スリッページについても、随時発注可能な環境が整備されているため、発生しにくい傾向にあります。成行、指値、逆指値、トレール注文など、多様な注文方法に対応しており、取引時間中はいつでも希望の注文を出すことができます。資金管理面では、顧客資産と会社運営費用を分別管理しており、セキュリティ面でも信頼性が高いと言えます。

入出金方法も多様で、国内銀行送金やクレジットカード、オンラインウォレットなど、利用者の便宜を図っています。

XMTradingは、初心者から上級者まで幅広いトレーダーのニーズに応える取引環境を提供しています。特に、約定力の高さ、豊富なボーナス、多様な口座タイプ、使いやすいプラットフォームなどが魅力的です。

デモ口座を活用して実際の取引環境を体験してみることをお勧めします。これにより、XMTradingの特徴や操作性を直接確認でき、より自信を持って取引を開始することができるでしょう。

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